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クライアントに突っ込まれにくいホームページリニューアルの見積もりの仕方

 

Webサイトの見積もりは長きにわたりざくっと1ページいくらという見積もりをして来ました。
それはWebがもともとDTP(印刷)から流れてきたというところとクライアントがその方が分かりやすいというところで未だにこの見積もり方法が多いのですが、個人的にはこの見積もり方法は反対しています。

なぜなら1ページといってもイラストやらデザインが必要なページから会社案内のようなナビゲーションを変えるだけで済むようなページも存在するので1ページいくらというよりやはり「工数」で見積もるべきでしょう。
理由としてはさきほど述べたようにすでにWebとDTPでは指標が違うということ、またリニューアルで大きな赤字を抱えてしまうプロジェクトも少なくありません。
工数で見積もることによりクライアントとの作業内容の共有や見積もりの精度を上げることで自社の競争力を上げることにもつながっていきます。

工数とは作業対象の重さ、大きさ、広さ、部品点数などに一定の係数を掛けて工数を算出する。工程設計では、作業を細分化し、一定の拘束条件で作業を構成し、作業量を積み上げたものが工数となる。
工数 – Wikipediaより

では早速僕が行っている具体的な見積もり方法を記載していきます。
1ページいくら?というクライアントが見やすい形式を保ちつつ、工数で見積もった見積もり形式を掲載します。

とその前にざくっとですが完成系の見積もりを画像で貼っておきます。以下を参考にして読んでいただければと思います。
ホームページのリニューアル見積もりサンプル
※クリックで拡大します。
※サンプルではイラストなど加味しない概算レベルでの見積もりで話を進めています。


まずは現状のサイトマップを作る

リニューアルというぐらいですから今のサイトの活かせるところ、大幅に変えなくてはいけないところ(問題点)、目的を達成するために新規に作りこむ必要があるページ(機能)があるはずです。
それらをまず整理するために何はともあれ、依頼元のサイトマップを作成しましょう。

サイトマップの作成方法は僕はWebsite Explorer(ウェブサイト・エクスプローラ)の詳細情報 : Vector というソフトを愛用しています。
URLを入力するだけでファイルのDL、サイトマップをHTMLやCSV形式で落としてくれます。
(このソフトはリンクエラーなどの検出もできますので納品時前のテストにも非常に有効なツールです。)


リニューアルで完成予定のサイトマップを作る


サイトマップが完成したらリニューアルの要件を加味した上で提案用ページ(機能)を追加したサイトマップを追加・修正していきます。


作業内容によってランク付けを行います


例えば
A・・・新規作成または全面改変が必要なページ
B・・・50%以上の改変が必要なページ
C・・・デザインの改変に伴う変更で良く、内容に関してはほとんど改変がないページ
D・・・プログラムの追加が必要なページ(機能追加、別途見積もり)

のようにランク付けそれに対して見積もりを行っていきます。


単価は内部資料にし、クライアントには公開しない


僕が経験した中でここが重要なポイントです。
1ページに対し、単価を出してしまうと意地悪なクライアント様は単価に対して値引き交渉をされてしまいます。
単価に対して値引きをしてしまうと後々の案件もその値段でしてしまわないといけないという悪循環になってしまいます。
社内資料として単価を持つのは当然ですが、クライアントに提出する見積もりは単価を記載しないフォーマットの方がよいでしょう。


値引き交渉は見積もりに残す


これも僕が経験した中で重要なポイントです。
値引きをせざるを得ない案件も出てくることも確かです。
その場合は必ず見積書に値引きしたという形跡を残しておきましょう。

ここに値引き欄を書いていないと書いていない金額が独り歩きし、次からもこの値段で・・・という悪循環になります。
備考欄があれば値引きの理由も書いておく方が良いかと思います。

 
 
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Webディレクション
コミュニケーション・折衝
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